1月の仙台。朝、玄関を出た瞬間に、冷たい空気が胸にスッと入ってくる日があります。
こういう日は、外出中の「急な不安」や「体のザワつき」が出やすい方が増える印象です。
・駅のホームで、急に息が浅くなる
・スーパーのレジ待ちで、心臓がドクドクしてくる
・車で信号待ち中に、「ここから逃げたい」感覚が出る
頭では「大丈夫」と分かっているのに、体が先に反応してしまう。
そして一番つらいのが、理由が分からないまま不安だけが強くなることだと思います。
結論:外出中に急に不安が込み上げるのは、気のせいではなく、
体が「危険モード」に入りっぱなし(自律神経の過緊張)
になっているサインのことがあります。
特に冬は、その状態が強く出やすい条件が重なります。
目次
外出中の不安は、ゆっくり強くなるというより、突然スイッチが入ったように出ることが多いです。
しかも、起きた場所や状況が「特別ではない」ほど、自分を責めやすくなります。
多くの方が感じる体のサイン
・呼吸が急に浅くなる
・喉や胸が詰まる感じがする
・手足が冷たくなる/しびれる
・心拍が一気に上がる
ここで大事なのは、「不安が先」ではなく「体の反応が先」で起きていることが多い、という点です。
外出が怖くなると、「自分が弱いから」「気持ちの問題」と考えてしまいがちですが、
実際には脳や神経の誤作動として起きているケースが多くあります。
だから、気合や我慢で抑え込もうとすると、かえって体は緊張しやすくなります。
冬に増える理由は、精神的なものではなく、体が防御姿勢に入りやすい季節だからです。
これが重なると、体は「いつでも危険に備えるモード」のままになり、
ちょっとした刺激でも反応が出やすくなります。
自律神経の過緊張とは、危険を察知するセンサーが過敏になっている状態です。
つまり、不安は「原因」ではなく結果として出てきている、という順番になります。
一度強い反応が出ると、脳は「また起きるかも」と学習します。
これが、外出前から不安になる予期不安です。
これは性格ではなく、体と脳の防衛反応の学習結果です。
大切なのは、不安を完全に消すことではありません。
反応が出ても、自然に戻れる体を作ることです。
