
当院には「不安が強くて落ち着かない」「息苦しくなる」「朝が起きられない」といった相談が多く寄せられます。こうした背景に深く関わっていると考えられるのが、心と体のリズムを整える物質「セロトニン」です。
セロトニンは、脳の中で情報を伝えるための物質のひとつです。世間では「幸せホルモン」と呼ばれますが、実際はもっと幅広い働きをしています。
分泌される場所は脳だけではなく腸にも多く存在し、全身のリズムづくりに関わっています。興奮しすぎた心と体にブレーキをかけ、気持ちが落ち着きやすい状態を作るのがセロトニン神経の役割です。
内分泌の専門家によると、セロトニンは「体が規則正しい動きをしているとき」に働きやすくなる特徴があります。歩行や深い呼吸などのリズム運動と相性が良いのはこのためです。
セロトニンは心身の幅広い領域を調整しています。代表的な働きは次の通りです。
これらの機能は、パニック症状や自律神経の乱れ、起立性調節障害などで悩む方が抱えやすい身体反応と重なる部分が多くあります。
整体院の視点で言えば、呼吸や姿勢、内臓の動きが整うことで「セロトニン神経が働きやすい環境」をつくることが期待できます。
セロトニンが低下すると、心と体の両方に揺らぎが出やすくなります。具体的には次のような変化が見られることがあります。
こうした状態は、自律神経の乱れや睡眠リズムの乱れとも関係があると考えられています。
編集会議では「断定的な表現は避けながら、読者の不調のイメージがつきやすくなるように説明する」方針で統一しました。
食事に含まれるトリプトファンという成分をもとに、体内で合成されます。脳に運ばれるまでには生活リズムや運動の影響を受けると言われています。
歩く、噛む、深く呼吸するなどの「一定のテンポ」を持つ体の動きが、セロトニン神経を刺激しやすくするためです。
特に成長期はセロトニンの働きが不安定になりやすいと考えられており、生活リズムの乱れやストレスの影響を受けやすい傾向があります。
整体が直接セロトニンを増やすわけではありませんが、呼吸が深くなったり姿勢が整うことで、セロトニン神経が働きやすい状態につながりやすいと考えられます。
当院では、自律神経の乱れやパニック症状でお悩みの方が安心して過ごせるよう、呼吸や内臓、姿勢のバランスを重視した施術を行っています。
ご不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。