「怠けているわけじゃない」
「本人もつらいんだよね」
そう理解しようとしているのに、
朝になると心がざわつき、ため息が出てしまう。
そんな自分を
「ひどい母親だ」と責めていませんか。
この記事は、分かっているのに苦しい母親のために書いています。
起立性調節障害について調べ、
医師の説明を聞き、
「これは甘えではない」と納得している。
それでも苦しいのは、
理解できていないからではありません。
この状態が続けば、誰でも心が疲れます。
理解と忍耐は、まったく別の負荷です。
病院では
「命に関わる病気ではありません」
「様子を見ましょう」
学校では
「無理はさせないでください」
でも家に戻れば、
現実は何も変わらない。
誰かを責めるわけにもいかず、
助けを求める場所もなく、
母親だけが感情を飲み込む状態になります。
これが、静かに心を削ります。
ふと頭をよぎる、
そんな考えに、
すぐ自己嫌悪が重なってくる。
でもこれは、
母親として自然な反応です。
子どもを守りたい気持ちと、
生活を回さなければならない現実。
その板挟みで揺れているだけで、
あなたが冷たいわけではありません。
あまり語られませんが、
起立性調節障害の家庭では、母親の体調も崩れやすくなります。
「子どもが大変だから」と後回しにされがちですが、
母親の体は常に緊張状態に置かれています。
これは気合や根性で乗り切れるものではありません。
支え方、声かけ、正解探し。
どれも大切ですが、その前に一つだけ。
あなた自身は、限界を超えていませんか。
母親が倒れてしまえば、
子どもを支える土台が崩れます。
「甘えじゃない」と分かっていても苦しい。
その感情自体が、あなたが真剣に向き合ってきた証です。
我慢し続けることが、
良い母親である条件ではありません。
少しずつでも、
母親自身の体と心に目を向けてください。
それは逃げではなく、
支え続けるために必要な行動です。